2013年2月2日土曜日

パティ・スミスさんのことば&「ゴールド・ラッシュのあとで」

パティ・スミスさんのインタビューとメッセージがとてもいいです。
「がんばろう日本」や「絆」や「復興支援」などとはまったくちがう、逆の視点から原発事故について、放射能汚染について、筋の通った、まっとうなことばです。

昨年でたアルバムではアメリカのかつての核・原子力の夢を批判した、ニール・ヤングの
「ゴールドラッシュのあとで」という曲がさいごにおかれています。抑制された...やさしい声。

インタビュー全文 http://www.webdice.jp/dice/detail/3774/

 
―「もし放射線による影響を受けた子供がいるのだとしたら......子供たちは皆、私たちみんなの宝です。私も母親ですから、もし影響を受けた子供がいるのだとしたら、それは私の子供が影響を受けたのと同じです。恥じたり、経済への影響を心配する余裕などありません。」―

―「原発の危険性について、世界中の人々に伝えたい。原発がどこに建設されているのか、災害が起きた時除染作業がいかに困難で人々にどんな影響を与えるかを、しっかり理解してもらいたいのです」―

  こどものたどたどしい声が、なんともかわいい。やさしい。
 After the Gold Rush  「ゴールド・ラッシュのあとで」
 
 
  
 ―「私たちの世界では、時として事実が隠蔽されます。河川の汚染や放射能汚染についても、事実が隠蔽」されましたが、いずれ、隠す場所がなくなってしまうでしょう。それが私たちの暮らす世の中となってしまうのです。」

―「世界中で、ストライキを行うべきです。世界中の人が<もうやめよう>と一緒に声を上げることを、私は期待しているのです。」―


パティ・スミス 66歳。





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